寝れない?寝付きが浅い?タイプ別の不眠とは?

最近、寝れている感じがしない…。

そんなことが毎日続いていませんか?ほっておくと睡眠リズムがバランスを崩してしまいます。

慢性的な睡眠障害は日常生活に大きな影響を及ぼすため、できるだけ早期の対応が大切になります。

特に『不眠』が生活の質に与える影響は大きく、不眠症状を放っておくと、集中力や行動力の低下を招き、日々の生産的な活動に必要なエネルギーが失われてしまいます。

そこで今回は『不眠』について紹介していきます。

睡眠障害とは?

睡眠障害とは、睡眠に関する何らかの問題がある状態を指します。

そのため、『眠れない』『眠りが浅い』という症状だけではなく、『日中にすぐ眠くなる』なども一種の睡眠障害として考えられます。

睡眠障害の中でも『眠れない』という症状を訴える患者は非常に多く、これが一般的に『不眠症』とよばれています。

不眠症の原因はさまざまですが、環境や生活習慣によるもの、精神的・身体的な病気から来るもの、薬によって引き起こされるものなどが考えられます。

不眠症とは?

睡眠障害イコール不眠症ではないことに注意が必要です。

不眠症とは『睡眠障害の一つ』であり、寝付けなかったり良質な睡眠が得られなかったりする状態を指します。

夜間の睡眠が十分ではないため、日中の眠気や倦怠感、集中力低下や意欲の低下など、多くの日常生活に支障が生じます。

その結果、体や心に不調が現れる可能性もあります。

ストレスや不規則な生活環境等が発症の原因となるほか、睡眠時無呼吸症候群や夜間の喘息なども不眠症を招く原因となります。

不眠症の原因とは?

不眠症の原因は非常に多岐にわたり、個人によってその原因は異なります。

そのため、不眠症の原因を特定することが治療の第一歩となります。

不眠症を発症する環境要因としては、寝具の変化やライフスタイルの変化があげられます。

それ以外にも、騒音や気温(室温)、夜間勤務や時差ボケなども不眠症のきっかけとなります。

身体的な要因としては、高血圧や心臓病、糖尿病、呼吸器疾患、アレルギー疾患などの病気の他、年齢や頻尿、慢性痛などがあげられます。

精神的要因としては、うつ病、悩みや緊張から起こるストレスの影響だけではなく、神経質な性格(寝なければいけないと考えてしまう)が不眠症を招く原因となります。

特に、これら精神的な要因が睡眠に与える影響は非常に大きく、精神的な問題を解決できなければ、良質な睡眠を確保することは難しくなります。

寝る前の行動に注意

その他には、カフェインの摂取やアルコール、ニコチンによる覚醒作用なども不眠症に深く関係しています。

また、寝る直前までパソコンやスマホを使用したり、ゲームをしたりすることで、脳が覚醒しやすくなってしまいます。

そのため、嗜好品との付き合い方や寝る前の過ごし方が重要になります。

不眠の治療方法は?

様々な方法があります。

その中でも一般的な方法や代替医療の方法をお伝えします。

一般的な方法(考え方)

まずは生活習慣の改善やストレスの緩和が第一です。

寝る前の生活習慣を見直し、食生活や運動、日中の生活スタイルなどを振り返り、できるだけ規則正しい生活に改善します。

このような生活習慣や環境の改善を行っても効果が出ない場合には、睡眠薬による薬物療法が行われることがあります。

薬物療法には、『眠りやすくする薬』や『眠りを深くする薬』など様々なものがあるため、自己判断で薬を服用するのではなく、自分の眠りに合ったものを医師に処方してもらう必要があります。

代替医療からの視点

まずは、皆さんもご存知の自律神経を整えることが重要と思います。

薬物療法はあくまでもサポートであることを忘れてはいけません。

不眠を『治す』ためには、生活習慣の改善や自律神経のバランスを整えることが重要になります。

様々な方法で、自律神経を整えることができます。

例えば、軽い運動や体操・柔軟性をつける・食事療法・瞑想・景色を見る・楽しい事をするなど試してみてはいかがですか。

それでもなかなか改善しない場合は、様々な方法以上に体のバランスが取れていないと思います。

そういった場合は、代替医療(整体)などお試しください。

栗東なかむら整体院